isozakiaiの呟き置き場(旧:愛のカラクリ、AI日記)

彷徨ってますw ここにはツイッターおいときます。

更新しました

遍愛日記 【3月25日】 146 から 153 まで更新しました。
 
また間があいてしまってスミマセン。
こんなんで、3月25日(もしくは26日)に終われるのでしょうか?
心配でたまりません。

それから、拍手や感想を送ってくださった方、どうもありがとうございます。
あと、投票してくださったみなさんも!!
今日が、アルファポリス恋愛小説大賞最終日なんですよね。
初参加でしたが、刺激になりました。
応援してくださった方、本当に嬉しいです。

まだまだ小説は続きます。
お付き合いいただければ幸いです。



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マシュー・パール『ダンテ・クラブ』

ひとは、人生の道半ばにして暗い森を彷徨うことがある――わたしはそれを知っている。
まだ、そこから抜け出せていない。
でも、ひとはみな一度はそこを歩むのだと知ることができて、幸福だとは言わないけれど、知らないままでいないでよかったと思うようになった。


ダンテ・クラブダンテ・クラブ
(2004/08/26)
マシュー・パール

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1865年、南北戦争直後のボストン。
 ダンテ生誕600年にあたるこの年、この街にアメリカ初の『神曲』の翻訳出版を目指し、『地獄編』の翻訳に取り組んでいる文学者らのクラブがあった。クラブの名は――ダンテ・クラブ

いわゆる歴史ミステリーに分類されるのかな?

実在の登場人物たちが奇怪な殺人事件にまきこまれ、それを解決するべく活躍する。
登場人物たちの多くはアメリカの大詩人ロングフェローをはじめとした「文学者」だ。
彼らの人となりが素晴らしい。友情と不和、憧憬と嫉妬、文学への愛情と家族への想いなど、丁寧に、描かれている。ことに詩人であるホームズ医師の小心と勇気には励まされる。
また、ニコラス・レイ巡査――ニューイングランド初の混血巡査の働きにも、思わず応援の声をかけたくなることだろう。

戦争についても、想いを巡らすことになる。
ダンテは政争に負けた。
そして、かつてアメリカが自国内で血みどろの戦をしたことをわたしは知る。
宗教戦争、人種間の争い、移民問題その他、未だアメリカにあり、この地上にある諍いに吐息をつく。

ダンテの『神曲』を知らなくても、まったく問題なく読み進むことができる。
もちろん、知っていて読んでもさらに楽しいと、『神曲』好きのわたしは保証できる。

なによりも、「ダンテ賞」を受賞した作者が『神曲』を愛しているその気持ちが伝わってくるのがうれしい。
その存在がどんなものであるのか、文学者にとって、宗教家にとって、当時のイタリア人にとって、そしてわれわれ人類にとって、そしてダンテ自身にとっても、それが何をもたらすのか、またはそれを読むことが何であるのか、道を示してくれることが快かった。

闇は深く、はてしなく続いているように思うことがある。
ダンテの失意、憤怒、嫉妬、ありとあらゆる感情の先に、あの壮麗な「天国編」があることが、あたりまえに、素晴らしいと感じる。
その感情を、主人公たちがたしかに抱いていると思えることが、この作品のいちばん共感できるところかもしれない。

最後に、ある登場人物のせりふを。

 ホームズ君、きみたちはいつも、ダンテの物語をこれまでに語られた最大の作り話ととらえてきた。だが、わたしは昔からね、ダンテは本当にあの旅をしたんだと信じてきたんだ。神がそれをお認めになり、詩にそれをお許しになったと


詩人の旅の奇跡(軌跡)と、彼ら登場人物たちの冒険を味わえる極上のミステリー。

更新しました。

遍愛日記【3月25日】 129 から 145 まで更新しました。


長くてすみません。
どうやっても、切れませんでした。
また間があかないようがんばります。


さいきん読んだ本はこんなの。


フランス女性の世紀―啓蒙と革命を通して見た第二の性 (SEKAISHISO SEMINAR)フランス女性の世紀―啓蒙と革命を通して見た第二の性 (SEKAISHISO SEMINAR)
(2008/06)
植田 祐次

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あと読み返したのはこれ。



リディキュール (ハヤカワ文庫NV)リディキュール (ハヤカワ文庫NV)
(1997/01)
レミ ウォーターハウス

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映画も素敵ですので絶賛オススメ!
あとは、これが読み途中ですがたいそう面白いです。



女装と日本人 (講談社現代新書)女装と日本人 (講談社現代新書)
(2008/09/19)
三橋 順子

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それから、これも。


谷崎潤一郎全集 (第14巻)谷崎潤一郎全集 (第14巻)
(1982/06)
谷崎 潤一郎

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ではでは!
 


いったいこの先どうなるのかしら

遍愛日記 【3月25日】 120 から 128 まで更新しました!

ちょっと間があきましたね。がんばります。まだまだあるのだ!!
拍手やら投票やらいただきまして、どうもありがとうございます。
あと、感想メッセージをくださいます皆様、たぶん、それがどんなにわたしの力になっているか、きっとご想像もできないことと思います。それくらい、ありがたいです。
「書く」って本来とっても孤独な作業なので。

それから、宣伝センデン!
アルファポリス:第3回恋愛小説大賞に、参加してますですv

さて。
それはともかく。
日記タイトルこそが、いまのわたしの心境です。

ていうか、姫香ちゃん!!

いや、まあ、いいですけどね。
こっから長いよ。

長いのですよ。ははは。

すこしずつ、書き溜めてあるものから小説が動いています。
そして、これが愉しみで書いているのだよ、とほくそえむ。
ラストシーンを見るために書く(つまり、作者本人わかってない)っていうのが、わたしのモチベーションだったりするので。

てなわけで、まだまだ行くよー!!

あびあんとv


パスカル・キニャール『ヴュルテンベルクのサロン』

連載中のWEB小説が少しばかり煮詰まっているので、2009年に読んだ小説のことなど振り返ることとする。

2009年の10冊、ならぬ20冊

今日のご紹介は、


ヴュルテンベルクのサロンヴュルテンベルクのサロン
(1993/11)
パスカル キニャール

商品詳細を見る



キニャールの作品をよむと自分の考えていることをこれ以上ない形で書かれてしまったと感じる。だから、愛してるとか言わないけど、一生よむと思う。

以下、ネタばれ満載なので閉じておきますね。

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Author:磯崎愛
オリジナル小説サイト『唐草銀河』(R18一部例外あり)の管理人・磯崎愛です。
SFとファンタジーと世界文学とアート好き。
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甘辛両刀(ニヤリ)。
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