今日は桜桃忌
ということで、
ええと、わたくし自発的初・ダザイでございます。
お伽草紙 (新潮文庫) (2000) 太宰 治 商品詳細を見る |
表紙、これじゃないんですけど。
昭和47年、昭和52年十刷ってやつです。
わたしと一緒にお茶を習ってるKちゃんは大の太宰ファン。
彼女はさいきんお仕事で太宰生家のある土地に出張してますです。
あちらは大盛り上がりだそうで、彼女の愛もヒートア~ップ
「あいちゃん、太宰よんでないの?」
「う、うん(教科書か何かで読まされたのだけ)」
「とにかく読んで! なんでもいいから、ううん、『津軽』だけでもいいから読んで!!」
と、迫られてたんですが。
わたしの手許にあるのが、こちらと、こちら。
二十世紀旗手 (新潮文庫) (1972/11) 太宰 治 商品詳細を見る |
んで、交互によんどります。
面白いです。
ええ、面白いですよ。これが!!!
なんというか、わたくし自他共に認める三島スキーでして、
そんなわけで(どんなわけだ!?)、なんとはなく苦手意識をもってたんですが、
昨今よんだ、こちら。
小説―いかに読み、いかに書くか (講談社現代新書 (684)) (2000) 後藤 明生 商品詳細を見る |
に、太宰の「懶惰の歌留多」という作品のことやら何やら書いてあって、それがすごくかっこよくてですね。うひゃあ、つっぱしってるじゃんって、衝撃を受けたのでした。
で、青空文庫に読みにいき、感激、と。
こういうの書いてるなんて、知らなかったです。
食わず嫌いはダメですねえ。
ちなみに、並走してよんでるのが、こちら。
Boy’s Surface (ハヤカワSFシリーズ―Jコレクション) (2008/01) 円城 塔 商品詳細を見る |
こちらもムチャクチャかっこいいいいいいいいいい!!
個人的に『オブ・ザ・ベースボール』の後ろにあった「つぎの著者につづく」がツボに嵌まりまくりだったもので、
この方の本はずっと追ってきますよ~~~と宣言!
そんなこんなで、今日はそのほか色々わかったことがあって、よい一日でした。
そして、拍手やランキング投票ありがとうございます。
小説は、もう少々お待ちくださいまし。
またドカンとやらかしたいと思ってますv
ではでは、書きに行ってきま~す!
スポンサーサイト